平成28年版の東京都部会会員名簿の発行にあたり、この一年間の皆様方のご支援、ご協力につきまして、心より御礼を申し上げます。
本年度は、2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックに向けて進められている様々な整備、木造密集地域整備、都市計画道路整備等に
伴う補償業務発注の増加傾向の中で、東京都部会も積極的な活動をしてまいりました。
当部会の主要な起業者であります東京都建設局とは、前年度に引き続き意見交換会を行い、諸懸案について協議を重ねました。最近の補償要領変更等
に伴う、必要業務量の増加及び担当技術者の高度化について、狭小物件の採算性の問題、そして発注時の難易度区分の適正化などを協議しました。
また、講演会・研修会事業につきましては、年度初めに東京都建設局と東京都部会が改訂を協議した「木造建物標準成果品サンプル」についての研修
会を行い、その後6月に東京学芸大学 名誉教授犀川先生の指導のもとで、新緑、初夏における樹木の状態の研修会を実施しました。10月には、経営
者研修会として、専門家による「事業承継についてのセミナー」を実施しました。
本年度も引き続き、役員会を始め、総務委員会、第一技術委員会、第二技術委員会において、各種課題の検討、各種研修会を実施してまいりますと共
に、各起業者の御期待に添えるよう、より一層の研鑽に努めてまいります
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